
9/11(木)にワークショップ「もしも -みんなで考える防災-」(日本赤十字豊田看護大学 大学連携プログラム)を開催しました!
本企画は、SLOW ART CENTER NAGOYAで「“もしも”災害が起きたら?」という実際の建物で起きる仮想状況をリサーチ対象とし、学生や地元企業の皆さまと、多角的に防災について考えるプログラムです。
〜当日のタイムテーブル〜
14:00〜 趣旨説明・アイスブレイク
14:15〜 基礎レクチャー①「防災士の視点から見た災害時の初動と意識」遠藤 幸子 先生
14:35〜 基礎レクチャー②「建築・空間設計における防災と安全設計」杉木 勇太 氏

14:55〜 グループワーク「もしもいま災害が起きたら、SLOW ART CENTERはどうなる?」
15:45〜 各グループディスカッション
16:15〜 休憩
16:30〜 発表(各チーム10min×3チーム+転換5min)
17:15〜 まとめ
17:30 終了

今回のレクチャー講師には、日本赤十字豊田看護大学 小児看護/防災士の遠藤 幸子氏と、本センターの建築設計を担当した安井設計事務所の杉木 勇太氏をお招きし、建築と医療の双方からの防災の捉え方・扱い方を学びました。
グループワークでは「もしも、いま災害が起きたら、SLOW ART CENTERはどうなるか?」をテーマに、実際に施設を見学しながらリスクを洗い出しました。
学生、近隣のビジネスパーソン、医療関係者など多様な立場の参加者が意見を交わし、災害時の課題や備えについてディスカッション。その後の発表では、スタッフにとっても新たな気づきとなる多くの指摘が共有され、今後の防災体制を見直すための具体的なヒントが得られる場となりました。


“もしも”の状況に真剣な眼差しを向けつつ、和やかな雰囲気で進められたワークショップ。
参加者の皆さまが示してくださった災害リスクの視点は、これまでにない発想や現場感覚に富み、視野を広げる貴重な機会となりました。
◾️参加者からの感想 ※一部抜粋
「今までは学校での訓練や授業を通して地震が発生した時の行動や危険な場所を学んでいたが、今回のワークショップを通して、建築士の方々が参加してくださったことで建築的な視点も含めて危険な場所を考えたことで災害に対する解像度が上がりました。参加してよかったです!」
「何気なく過ごしている建物も災害のためにいくつもの工夫や対策が施されてると知る機会になりました。また、医療関係ではない方とのワークショップで自分では想像できなかったことが話し合いに出て面白かったです。」

また、当日はセンターの広場で久屋大通発展会主催の防災イベント「シェイクアウト」も開催となり、防災意識を向上するための1日となりました。
日常生活の中で埋もれてしまいがちな防災のためのアクションですが、定期的にみんなで議論し”防災について考える体験”をすることで、個人、家庭そして地域における防災意識を高めるための大きな一歩となるはず。そしてそれが、いざという時に自分たちの生活や命を守るための具体的な行動へとつながっていくはずです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
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