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トークイベント「??? vol.1 -余白にひらく、身体と音楽-」
2025年7月3日(木)
18:30-20:00
SLOW ART CENTER 芝生広場
トークイベント「??? vol.1 -余白にひらく、身体と音楽-」

今回は、「身体」と「音」を通じて、都市や社会とアーティストの関係性を多角的に見つめ直します。

登壇者に迎えるのは、B-boy(ダンサー)/美術家の辻󠄀 將成氏と、作曲家/音楽家のトイドラ(冨田 悠暉)氏。ともにジャンルや文脈を軽やかに越境しながら、「表現」と「社会」のあいだに生まれる余白や接点をひらいてきた二人です。

辻󠄀氏は、彫刻とダンスの交差点から出発し、土地の記憶や人の気配を身体で受け止め、過去と未来、個と環境を結ぶ即興的な表現を探求してきました。
一方、トイドラ氏は、作曲、演出、詩、会話などを行き来しながら、「音楽」の枠組みそのものを問い直すような実践を重ねています。

両者に共通するのは、”対立を越える”表現や姿勢。
感情と論理、構築と解体、聴くことと発すること。そうした両義的な状態に身を置きながら、複雑なものを複雑なまま受け止め、そこに新しい動きや音を立ち上げていく柔らかさと強さを持っています。

今回のトークでは、各自のこれまでの活動を紹介しつつ、双方の間に通底する感覚を、会場からの声や質問を柔軟に拾いながら、照らしていきます。

ダンスと音楽という異なる表現のあいだに、どんな共鳴が生まれるのか。
単なる「トークイベント」ではなく、互いの感覚を重ね合わせ、問いかけ続けながら、次の表現や関係性を立ち上げるための実験的なセッションをお楽しみください。

■「???」とは
本トークシリーズは、SLOW ART CENTER NAGOYAを拠点に、月1回のペースで継続していく新たな企画です。
ですが、まだタイトルがありません。それは「未決定」だからではなく、「はじまり」だから。
都市、建築、身体、表現──私たちのまわりには、まだ名前のない感覚や関係が数多く存在します。本企画は、それらを一方的に定義するのではなく、対話や描写などを通じて発見し、見つめ直していくための試みです。
前回のvol.0では、SLOW ART CENTER NAGOYAの建築理念「ネオメタボリズム」を切り口に、都市の変化と建築の可能性をめぐる対話が交わされました。
その対話から立ち上がってきた仮のタイトルを、今回のvol.1にて発表します。

■概要
日程:2025年7月3日(木)18:30〜20:00 ※18:00 受付開始
会場:SLOW ART CENTER NAGOYA 芝生広場
人数:25名(予約最大30名)
※雨天時は2F LABにて開催
※ワンドリンクオーダー制となります、お手数ですが現金をご準備ください

■登壇者
・辻󠄀 將成 TSUJI Masanari 氏(B-boy/美術家)
・トイドラ Toydora/冨田 悠暉 TOMITA Haruki 氏(作曲家/音楽家)

■こんな方々におすすめです
・異ジャンルのアーティストが交差する表現や領域、活動に関心がある方
・トークイベントを“聞く”だけでなく、“参加しながら考える”場として体験したい方
・「アートって、結局なんのためにあるんだろう?」という問いを、柔らかく考えてみたい方
・アートや建築と都市やまちの関係性を見つめ直したいビジネスマン、キュレーター、自治体関係者
※ジャンルや専門性に関わらず、「まだ名前のない感覚」に出会いたいすべての方を歓迎します。

→お申し込みはこちら

#イベント #芝生広場
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SLOW ART CENTER NAGOYA
名古屋市中区錦三丁⽬16番5号
052-228-1963