16:30-17:30
夏空にむかってぐんぐん伸びる朝顔。一緒に育ててみませんか。
会場:Slaw Art Center Nagoya(スローアートセンター名古屋)壁面
2024/5/29(水)
16:30- 『明後日朝顔プロジェクトin名古屋』苗植え式
16:45₋ 『Vine Painting Project』壁画始動
全国各地の「明後日朝顔プロジェクト」から届いた苗を育てて命の蔓を繋ぎます。
北側壁面では空にむかって伸びる壁画「Vine Painting Project」が始動。朝顔と壁画、どちらが高く伸びるでしょうか?
大人も子供も気軽にご参加いただけます。
参加無料・予約不要
場所:SLOW ART CENTER NAGOYA 芝生広場
(460-0003 名古屋市中区栄錦三丁目16-5)
アクセス:名古屋市営地下鉄 名城線・東山線「栄」駅 3番出口すぐ
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明後日朝顔プロジェクトとは?
日比野克彦さんが2003年の大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレにてスタートさせた’あしたのその次’を思い描く「明後日新聞社文化事業部」。その一環としてスタートしたプロジェクト型作品です。新潟県十日町市莇平の集落の住民たちと共にとして育てられた朝顔は、その後、朝顔の種は全国へと運ばれ、2023年には日本全国27か所に広がりました。朝顔の種が人と人、人と地域、地域と地域とが繋がる大きなネットワークの橋渡しとなっています。
Vine Painting Project(バインペインティングプロジェクト)とは?
SLOW ART CENTER NAGOYA(スローアートセンター名古屋)の白い壁をキャンバスに空に向かって伸びる線を描く壁画プロジェクトです。朝顔が蔓(Vine)を伸ばすように、屋上から垂らしたロープや筆を使って工夫しながら描いていきます。人間と朝顔、どちらが先に屋上に到着するでしょうか?あなたの挑戦をお待ちしています。
日比野さんからのコメント
「壁面に線が蔓のように伸びていくことをイメージしています。どのように線を描くか…様々な困難が待ち受けているかもしれません。みんなと知恵を絞って、道具を発明しながら描いていくことになるでしょう。「天に向かいたい!」「空まで線を描きたい!」というみんなの想いの軌跡が描かれていく、そんなペインティングをひと夏かけて描いていきます。朝顔に負けないように、朝顔に学びながら…世界中どこでもやっていないプロジェクトなのでどうなるか誰にも分かりません。一緒にチャレンジしましょう。」
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監修:日比野克彦(東京藝術大学学長、岐阜県美術館館長)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展•グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。