土のうつろいと土の変容
curated by   ART in MINO  土から生える2024
 
食卓に並ぶ茶碗。子どもたちが砂場で築く城。野菜を育て、生物が還る畑。
土の定義は広く、視点を変えれば状態も様変わりします。
 
私たちの生活に根付く「やきもの」は、炎の力によってかたちを成す「土」です。
日本におけるやきものの歴史は深く、起点は縄文時代にまで遡ります。
当時も土を水に濡らし、乾かし、焼いてみたのでしょう。それらの発見が、巡りゆく時代の中で文化を宿し続けてきたと言えます。
 
今回の展示は、土のうつろいと変容をテーマとしています。観察するように土の作品を眺めてみてください。今まで見えなかった土の可能性をともに楽しみましょう。
 
本企画は、2024年10月18（金）から、やきもののまち 岐阜県の東美濃地方で行われる「ART in MINO 土から生える 2024」のプレイベントとして開催します。土から生える2024は、やきものや粘土という窯業の枠に縛られることなく、私たち人間の創成の源となる原初の土まで解釈を広げたアートプロジェクトとなります。
 
 
会期：9/14（土 ）- 9/29（日） 入場無料
時間：10:00-21:00
場所：SLOW ART CENTER NAGOYA 2F SLOW ART LAB（愛知県名古屋市中区錦 3-16-5）
作品制作：カネリ陶料 日置哲也 ／ 岐阜県立多治見工業高等学校専攻科 阿曽藍人
主催・企画：土から生えるART in MINO2024実行委員会、愛知県立芸術大学 教授 森北伸
共催：SLOW ART LAB（SLOW ART CENTER NAGOYA）
お問合せ：セラミックバレー協議会事務局　T 0572-28-3200　M info@ceramicvalley.jp