10:00-21:00
あうこと 古糊と新糊 こめのゆめ 展
普段何気なく食べている米は食べ物としてだけでなく、年貢などの交換経済に、また接着剤として家具などにも使われてきました。
私達の生存と文化に欠かせないけれど普段見過ごされがちな要素を、展示とワークショップを通じて考えます。
※10月6日はワークショップのみで展示はご覧いただけません。ご注意ください。
【古糊と新糊の比較ワークショップ】
古来、何度も巻いては広げて鑑賞する掛軸や巻子はどの様な糊で接着されたのでしょう。
小麦澱粉を炊いて作り10 年間発酵させた古糊は程よく接着力が弱く、繰り返しの巻にも耐えるため、打ち刷毛で打って和紙の裏打ちを重ねて表装し、文化財の保存修復に使用されています。
愛知県立芸術大学保存修復研究所の協力で「本紙」制作とそれを支え、保護する「裏打ち」を行なって、新糊と古糊の違いを体験し作品を作ります。
10月6 日( 日 ) 13:00‐16:30
定員:10 名 | 参加費( 材料費含)¥2.000-
講師:愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所 磯谷明子
協力:飯田穂野香、石倉茉歩
予約:事前予約
※定員に空きがあれば当日参加可能です。
【こめのゆめ(米糸作り)ワークショップ】
残りご飯を絹糸につけるとタンパク質同士が接着され、乾くとビーズのように輝きます。空間に張ると重力でたわみ、外に吹く風のようになり、垂らすと雨やみぞれにも見え、私たちが昔から見てきたであろう自然の景色と重なります。
出来た米の糸は第45 回みえ高文祭「美術・工芸」「特別支援学校」・三重県立くわな特別支援学校に展示協力します。
10/12( 土 ) 13:00‐16:30 参加無料、予約不要
【夜な夜なワークショップ】
10/7(月)・9日(水)・11日(金)18:00-20:00 まで、のんびり米の糸を作って部屋に飾ります。
参加無料・予約不要
開催日は都合により変更になる場合があります。
Instagram@the_dream_of_rice にてご確認ください。
Edible Classroom との連携で屋上バケツ稲作も行っています。
主催:名古屋芸術大学ALPs
企画:名古屋芸術大学 米山より子
共催:SLOW ART LAB(SLOW ART CENTER NAGOYA)
協力:愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所
三重県立くわな特別支援学校・Edible Classroom