10:00-21:00
食の小さな循環 ~それぞれの農と小さな道具たち~
Presented by Edible Classroom
日々の食べ物を大きな生産・流通・消費のシステムに頼ることが多い現代社会において、食べ物を通した私たちと自然環境や人との繋がりはますます希薄になっています。
Edible Classroomプロジェクトでは、名古屋近隣で小規模で生産し、自ら販売を手がけるプロの農家さんや、家庭菜園の枠を超えて農を実践する方など計6組へのインタビュー取材を遂行。それぞれの農のあり方や、食べる(料理をする)人との関わりや日々の営みがもたら
す「意味」を聞き取り、記録しました。
取材先では、それぞれの方が畑や作業場で実際に使っている“小さな道具” たちが登場しました。それらは物理的に小さいだけでなく、小規模な生産・流通・消費の循環をつくるいう意味でも小さいと言えます。6組の方々の印象的な言葉と、“小さな道具” たちの物語をぜひご覧ください。
【Edible Classroom トークイベント】
食とコミュニティのあり方を捉えなおすための活動を実践するエディブルメディア代表・冨田栄里氏をゲストに、同団体が配給する映画『都市を耕す エディブルシティ』や冨田氏が関わっているエディブル・スクールヤード・ジャパンについて伺い、Edible Classroom プロジェクトと社会的背景やグローバルな文脈での共通点などについて話します。
10月26 日(土) 15:00‐16:00
定員:20 名
参加費:1,800 円 (映画『都市を耕す エディブルシティ』オンライン視聴チケット付)
お申込み:https://forms.gle/CehKpubr2wcTpJBL6
トークゲスト:冨田栄里氏 (エディブルメディア代表)
プロフィール
世界一周旅行中、サティシュ・クマールの概念「Soil, Soul, Society」と出会い衝撃を受け、その後アメリカ西海岸を中心に、パーマカルチャー、学校菜園、ギフトエコロジーなど持続可能な社会モデルやそれを実践しているコミュニティーを日本に伝える活動を続けている。 https://edible-media.com/
映画『都市を耕す エディブルシティ』(原題:EdibleCity)とは?:
舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。
「空き地で、食べ物を作れるんじゃない?」
経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市を舞台に一部の市民が始めたアスファルトやコンクリートをガーデンに変えて行く活動。それが共感を呼び、世界に大きなうねりを生んでいます。
「食が重要視されないなら 市民がその重要性を訴えるだけ」「(社会の中で)問題は山積みだけど 食なら人々の力で変えられる」
そんな思いから、健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリー。
監督:アンドリュー・ハッセ、製作年:2014、制作 イーストベイピクチャーズ、配給 エディブルメディア https://vimeo.com/ondemand/ediblecityjp/475890522
制作:Edible Classroom
主催・企画:名古屋芸術大学 デザイン領域 小粥千寿
共催:SLOW ART LAB (SLOW ART CENTER NAGOYA)
Edible Classroom プロジェクト with SLOW ART LAB https://sac.nagoya/event/398.html
名古屋芸術大学デザイン領域 EdibleClassroom https://edible-classroom.com/